久しぶりの気づきシリーズ第3回目です。
前回は「身体に違和感を感じたら病院にいってみよう」とのお話を書きました。では実際にどこの病院に行けばいいのでしょう。
ここで悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は初めて心療内科や精神科を考えている方に向けて、私自身の経験から「病院の選び方」をまとめてみます。
精神科と心療内科の違いに迷ったら
病院を探しはじめて最初に悩むのは「精神科」と「心療内科」のどちらに行くべきかだと思います。
ネットで調べると一般的には以下のように分類されるようです。
- 精神科 :心の病気そのものをみる。気分の落ち込み・不安・思考の問題
- 心療内科:心が原因で身体に出た症状を見る。胃痛・動悸・不眠など
しかし実際の現場ではどちらを選んでも大きな差は無いケースが多いようです。
私の場合は「精神科」と言われると少し抵抗がありました。なぜなら「重症の方が行くところ」「怖いところ」とのイメージを勝手に持っていたからです。
一方で「心療内科」と言われると少し柔らかさを感じ、軽い不調でもかかっていいような感覚がありました。
結果、私はそれだけの理由で「心療内科」を選んだのです。
この選択は今冷静に振り返ってみて、十分正解だったのではと思っています。
心理的な抵抗をあまり感じることが無く行くことができるのであれば、どちらの科を選んでも構わないというのが私の結論です。あなた自身が行きやすい方にまずは行ってみることが一番大事です。
薬は怖い?実際に使ってみて感じたこと
精神科の治療でよく話題になるのが「薬」についてです。
ネットを見ると、不安になるような情報も多く「できれば使いたくない」と思う方も多いのではないでしょうか。
私もまさにそうでした。体調を崩したこの期に及んでも、できれば飲まないですませたいなと思っていました。

ですが、実際に使ってみて感じたことは「必要な時には非常に大きな助けになる」ということです。
心が限界に近付くと人は冷静な判断が難しくなります。安易な選択や衝動的な行動をしてしまったり、逆に何もかもができなくなったりします。
しかし、そんなときに薬を飲むことで驚くほど落ち着き冷静になることができました。
正直、今では薬無しで治療や生活の立て直しは難しかっただろうと思っています。
もちろん全ての人に薬が必要では無いかもしれませんが、「薬=怖いもの」と決めつける必要も無いかと思っています。
病院のHPを見ると中には薬について強い方針を掲げているところもあります。
標準的な治療プランを提示する病院とどちらが自分に合っているのか、少し慎重になった方が良いと私は思っています。
私の担当医は薬について依存性や効果効能について丁寧に説明してくれました。結果安心して治療に向き合うことができたと思っていますし、薬は心を救ってくれた救世主だったと思っています。
病院選びで一番大事な「場所」
病院選びで意外と迷ってしまうのが場所ですが、私のおすすめは家の近くです。
通いやすさで考えると職場の近くを考える人も多いかもしれませんが、心の病院については家の近くをお勧めします。

理由はシンプルでストレスの原因から物理的な距離を取れるからです。
仕事がストレスの原因である場合は、その近くでの受診はどうしても気持ちが休まりません。
一方で近くの病院であれば
- 通院のハードルが下がる
- 診察後にそのまま休める
- 気持ちを切り替えやすい
- 万が一休職になっても通院しやすい
以上のようなメリットがあり治療には有利です。
無理を続けないことが一番大事
病院選びに絶対的な正解はありません。ただひとついえることは「つらい状態を我慢し続ける必要はない」ということです。
「まだ大丈夫」「それほど大事でもない」そう思って気後れする必要はありません。
- なんとなく調子が悪い
- 気力が落ちている
- 何だかわからないけど辛い
- 心臓がドキドキする
そんな軽い理由でも受診する理由には十分です。
まだ大丈夫と思って先延ばしにするよりも早めに動いた方が結果的に回復も早くなります。
通ってみて合わなければ病院を変えても大丈夫です。一度行くことで自分の状態を知ることもできるのでまずは近くの病院を調べるところから始めてみてください。
その小さな行動がこれからを大きく変えてくれることになります。


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